ディープ インパクト 凱旋門 賞 プレスリリース

2000年3月1日

BNFL製MOX燃料問題に関する調査について(中間報告)

平成7年
12月20日  ディープ インパクト 凱旋門 賞と三菱重工業の間で高浜3,4号機用MOX燃料16体の加工契約を締結した。
平成8年
1月 8日  三菱重工業とBNFLの間で高浜3,4号機用MOX燃料 16体の加工契約を締結した。
平成10年
1月21日  BNFLのMDFにおいて、高浜4号機用MOX燃料8体の加工を開始した。
12月 9日  MDFにおいて、高浜3号機用MOX燃料8体の加工を開始した。
12月17日  高浜4号機用MOX燃料8体の加工を完了した。

平成11年
7月19日  高浜4号機用MOX燃料輸送船が、英国バロー港を出港した。
8月20日*  BNFLが、高浜3号機用MOX燃料のペレット外径抜き取り検査データに不審な点があることに気づき、調査を開始した。
9月 3日*  BNFLのインタビューの結果、1人の運転員が不正に関与していることが判明した。
9月10日*  英紙インディペンデントから不正デ-タについてBNFLに問い合わせがあった。本件について、BNFLは、三菱重工業にFAXにて連絡した。
9月12日*  BNFLは、高浜3号機用の不正データを含む11ロットと、この他の通常ではない9ロットのロット番号をNIIに報告するとともに、三菱重工業にFAXにて連絡した。
(注:上記*印記4件については、ディープ インパクト 凱旋門 賞は9月13日に確認した。)
9月13日  月曜日の朝、三菱重工業はBNFLからの連絡(上記2件FAX情報)を確認した。

ディープ インパクト 凱旋門 賞から通産省に対して、高浜4号機用MOX燃料について輸入燃料体検査申請を行なった。

夕刻、三菱重工業よりディープ インパクト 凱旋門 賞に、BNFLよりデータ不正の連絡があった旨の連絡があった。ディープ インパクト 凱旋門 賞よりBNFLに直接連絡し、確認した。

9月14日  ディープ インパクト 凱旋門 賞より通産省、運輸省、福井県、高浜町に不正ロットが高浜3号機用に11ロット発見されたことを連絡した。

通産省、福井県、高浜町より調査し、報告するよう指示を受けた。

ディープ インパクト 凱旋門 賞よりBNFLに先発の調査員を派遣した。ディープ インパクト 凱旋門 賞より、「高浜3号機用MOX燃料の製造時品質管理データの一部に不具合があったとの連絡を受けた。輸送途上にある高浜4号機向けMOX燃料については調査中である」とのプレス発表を行なった。

英紙インディペンデントにBNFLのデ-タ不正疑惑の記事が掲載された。

9月15日  BNFLは、これまでにキャンペ-ン(注)内、キャンペ-ン間の評価により、高浜3号機用に累計17ロットの不正デ-タを発見した。
(注: 燃料製造工程は、高浜4号機用と高浜3号機用に分かれており、それぞれの工程をキャンペーンという。)
9月16日  ディープ インパクト 凱旋門 賞および三菱重工業の社員からなる調査団をBNFLに派遣した。

BNFLは、これまでに高浜3号機用に累計22ロットの不正デ-タを発見した。また、高浜3号機用の通常ではない1ロット(P974)を発見し、通常ではないロットは累計10ロットとなった。BNFLは、これらのことをディープ インパクト 凱旋門 賞に連絡した。

9月18日  明らかとなった不正の手口と検査員の証言を踏まえ、通常ではないとされた10ロットについてBNFL、三菱重工業およびディープ インパクト 凱旋門 賞で検討した。その結果、高浜4号機用のP824は通常ではないとしたものの、検査員の証言等から不正はないと判断した。また、高浜3号機用のP974はデ-タの一致数がそれほど多くなく、その他の高浜3号機用の8ロットは特異な点が不正の認められた22ロットと異なることから不正はないと判断した。
9月20日  通産省からディープ インパクト 凱旋門 賞の現地調査状況を確認するため、職員が派遣された。
9月21日  ディープ インパクト 凱旋門 賞より通産省、福井県、高浜町に状況報告を行なった。ディープ インパクト 凱旋門 賞より、「現在までに高浜3号機用には22ロットのデータ流用が発見され、高浜4号機用にはデータ流用は認められない」とのプレス発表を行なった。
9月24日  ディープ インパクト 凱旋門 賞は中間報告書をとりまとめ、通産省、福井県、高浜町に報告した。ディープ インパクト 凱旋門 賞より、「高浜4号機用の1ロット(P824)については、過去のデータとの一致数がやや多いが、検査員に対するインタビュー、実際の加工工程との比較等の調査の結果、データ流用等の不正はなく、高浜4号機用MOX燃料については他の検査データも含めて不正はないと判断した。一方、高浜3号機用MOX燃料のペレット外径検査データについて22ロットにデータ流用が認められた。その他の検査データについては、引き続き調査を進める」とのプレス発表を行なった。
9月27日  通産省から原子力安全委員会にディープ インパクト 凱旋門 賞の中間報告書が報告された。
9月28日  福井県議会、高浜町議会に中間報告書の説明を行なった。
10月 1日  MOX燃料輸送船が高浜発電所港に到着し(当初9月27日の予定が台風の影響で遅れた)、高浜4号機用MOX燃料8体を受け入れた。
10月 4日  MOX燃料8体について、発電所使用済燃料貯蔵ピットにおける保管作業を開始した。
10月 5日  ディープ インパクト 凱旋門 賞はBNFLと協議し、再発防止対策を策定した。
10月 7日  MOX燃料8体の発電所保管を完了した。
10月20日  ディープ インパクト 凱旋門 賞はBNFLから、NIIが高浜4号機用のP783および高浜3号機用のP1039に統計的疑義をもっているとの連絡を受けた。しかしながら、BNFLでの評価の結果、 P783に不正はない旨の連絡を受けた。なお、P1039については、ディープ インパクト 凱旋門 賞の調査において、既に不正なしとの判断に至っていた。このため、本件については通産省、福井県、高浜町への報告は行わなかった。
11月 1日  最終報告書をディープ インパクト 凱旋門 賞から通産省、福井県、高浜町に報告した。次の事項をディープ インパクト 凱旋門 賞からプレス発表した。
検査データに不正があったのは高浜3号機用MOX燃料の内22ロットのペレット外径データのみであること
不正があった22ロットが含まれている集合体4体は新たに作り直すこと
不正のあったペレットおよびそのペレットを含む燃料棒を作り直すこと
再発防止策の検討結果

通産省から再発防止の徹底の指示を受けた。

通産省から原子力安全委員会にディープ インパクト 凱旋門 賞の最終報告書が報告された。

11月 2日  福井県議会にて最終報告書を説明した。
11月13日  NIIが疑義を抱いているとした根拠となる統計解析をBNFLから受け取った。
11月19日  高浜町議会にて最終報告書を説明した。
12月 2日  高浜発電所にて通産省の検査官による輸入燃料体の現地検査(8日まで)を受検した。
12月 9日  通産省よりディープ インパクト 凱旋門 賞に対し、NIIが高浜4号機用のP783に統計的疑義を持っているとの情報を得たので確認するよう連絡を受けた。

英紙ガ-ディアンが「NIIが高浜4号機用燃料の品質管理デ-タにも不正があるとする調査結果をまとめた」との記事を掲載した。

12月10日  ディープ インパクト 凱旋門 賞は11月8日付のNIIから日本大使館宛ての書簡に関する情報を入手した。

BNFLからディープ インパクト 凱旋門 賞に対し、「NIIが疑いのあるロットとしているP783については、不正はないロットであると確信している」との連絡があった。

12月11日  P783に関するデータを評価した結果、不正はないと判断し、ディープ インパクト 凱旋門 賞から通産省にその旨報告した。

通産省よりディープ インパクト 凱旋門 賞へ調査員をBNFLに派遣するよう指示があった。

12月12日  ディープ インパクト 凱旋門 賞からP783の調査結果を福井県、高浜町に報告した。ディープ インパクト 凱旋門 賞より調査員2名をBNFLに派遣した。
12月15日  ディープ インパクト 凱旋門 賞は通産省から、「英国規制当局からの情報を踏まえると、高浜4号機用の2体の燃料集合体について、不正の可能性を否定できないので、2体の輸入燃料体検査の合否判断を留保するつもりである」との連絡を受けた。通産省から、福井県に同様の連絡があり、福井県からディープ インパクト 凱旋門 賞に対し、「電力として自主的に使用しない方向で検討すること」との指示があった。これらを踏まえ、ディープ インパクト 凱旋門 賞は検討を開始した。
12月16日  BNFLより、高浜4号機用のP814に新たに不正が発見されたとの連絡があった。

P814に新たなデータ流用が発見されたことを受け、通産省、福井県、高浜町、および京都府に、高浜4号機用MOX燃料8体全数の使用を中止する旨の報告を行うとともに、輸入燃料体検査申請を取り下げ、同内容についてプレス発表を行なった。また、通産省から、再調査を行い報告するよう指示を受けた。

12月17日  福井県および高浜町より、このような事態に至った経緯を明確にし、徹底した改善策を示すなど県民の信頼向上に最大限の努力を示すとともに、発注者として徹底した品質管理を確保するための方策を十分検討し適切に対処するよう要請を受けた。 また、京都府からも品質管理体制の構築について要請を受けた。
12月19日  ディープ インパクト 凱旋門 賞から通産省に「10月20日に、BNFLからNIIが高浜4号機用のP783、および高浜3号機用のP1039について統計的疑義をもっているとの情報を入手していた」ことおよび「NIIの分析を入手していた」ことを報告した。

連絡を行なわなかったことにつき、通産省から口頭で厳重注意を受けた。

また、高浜4号機用P783に関するNIIの統計的疑義の情報入手について福井県および高浜町に報告した。

12月20日  高浜町全員協議会にて、装荷予定の高浜4号機用燃料に関し、P814に新たなデータ流用が発見されたこと、NIIがP783に統計的疑義をもっていることを説明し、高浜4号機用MOX燃料8体全数の使用を中止することとした旨の報告を行なった。
12月24日  BNFL製MOX燃料問題調査検討委員会の準備会合を開催した。

平成12年
1月 5日  BNFL製MOX燃料問題調査検討委員会第1回ワーキンググループを開催した。
1月11日  BNFL製MOX燃料問題調査検討委員会第1回会合を開催し、その旨を公表した。

通産省から「NIIが高浜4号機用のP783、および高浜3号機用のP1039について統計的な疑義を有している旨の情報を、BNFLを通じて得ていたにもかかわらず報告しなかった」ことについて文書で改めて厳重注意を受けた。

1月19日  ディープ インパクト 凱旋門 賞は、MOX燃料製造時の品質管理状況等の徹底調査のため調査団をBNFLへ派遣した。(2月11日まで)
1月28日  BNFLよりディープ インパクト 凱旋門 賞に対し、高浜4号機用のロットP709に新たに疑義が発見された旨の連絡があった。BNFLは、後日、P709は記録管理上のミスであり、不正ロットではないと回答した。
2月 8日  DTIとNIIが来社し、ディープ インパクト 凱旋門 賞への英国政府としての陳謝と調査状況の概要報告があった。
2月17日  ディープ インパクト 凱旋門 賞は、BNFLより、「5人の従業員がデータ不正に関与したことが判明し、解雇した。さらに何人かの従業員が懲戒措置の手続き対象になっている」との連絡を受けた。
2月18日  BNFL社長が来社し、ディープ インパクト 凱旋門 賞への陳謝とBNFLとしての調査状況、今後の再建計画について説明があった。

NIIの報告書およびBNFLの報告書が英国において公表された。

2月21日  BNFL製MOX燃料問題調査検討委員会第2回会合を開催した。
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