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7月21日・22日の両日に行われた「かわそさん」は、初日は渡御(とぎょ)の日で、日枝神社から出発した御輿をかついで街中を練り歩きます。水無月神社の跡地にある川尻に到着すると、多くの観客が見守る中、御輿をかついだまま海に入り、勇壮な海上乱舞を披露します。まさにこの祭りのハイライト。それが終わると御旅所(おたびしょ)に御輿を一晩泊めます。ちなみに初日は、小学4年生から6年生がかつぐ子供御輿もあります。そして翌日は還御(かんぎょ)といって、再び御輿をかついで日枝神社まで帰ります。
「祭りの日は、御輿が行く先々で御神酒をいただいて、御輿をかつぐという使命感を持ちながら、おおっぴらに昼間から飲んで騒げる特別な日なんですね。でも最初の頃は酒を飲みすぎてしまうので、無事に御輿をかついで帰ると感動ものです。集落の結束を固める意味でも大きいし、また初めて参加する者にとっては、御輿をかつぐ年代になった自分を大人の人たちに知ってもらう社交会デビューの場でもあったわけです。」猿橋さんの話から、本郷区の人々にとって、かわそさんが、いかに重要な役割を担っていたかが分かります。「これを取りやめるわけにはいかないでしょうね。後輩たちには、どんなことがあっても死守しなさいと言っています」と笑う。
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「ワンヨウ!サンヨウ!」と威勢
のよいかけ声とともに、みこしをかついで街中を練り歩きます。
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